万博ミュージアム計画に暗雲 独立行政法人合理化の余波

　大阪万博の記憶を後世に伝えるため独立行政法人「日本万国博覧会記念機構」が進めている万博記念公園（大阪府吹田市）のパビリオン「鉄鋼館」のミュージアム化計画に、暗雲が漂い始めた。独立行政法人の合理化を進める国が機構の廃止を打ち出したためだ。機構を共同運営する大阪府との協議次第では、新規事業は合理化に逆行するとして、縮小や中止される可能性も浮上する。ミュージアムは万博ファンの“新たな聖地”として期待されており、２７日投開票の府知事選で選出される新知事の決断にも注目が集まっている。
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■世代を超えて

　「小学１年生だった私は、会場に入るなり近未来を感じた」

　熱烈な万博マニアとして有名な新聞（しんもん）詠み河内音頭家元の河内家菊水丸さんは、３７年前の興奮をふり返った。昨年１０月に鉄鋼館で催された企画展「マニアエキスポ」でのひとコマだ。

　会場では「太陽の塔」に張られていたタイルなど“お宝グッズ”の即売も行われ、９日間の会期中、行列が絶えなかった...

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（引用 yahooニュース）

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